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個人事業主のM&Aに必要な準備

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個人事業主のM&Aの流れ

個人事業主のM&Aの流れ

2024/03/22

個人事業主のM&Aは、事業主の高齢化、後継者の不在や事業の成長を目指す際の有効な手段となります。

では、個人事業主がM&Aを成功させるための具体的な手続きの流れはどのようなものでしょう。

 

1.準備

 ・目的の明確化:なぜM&Aをすることによって何を達成したいのか。具体的な目標を設定します。

 ・事業価値の評価:自社の事業価値を客観的に評価し、売却額の目安を把握します。

 ・情報整理:自社の財務諸表、顧客リスト、従業員情報などのM&Aに必要な情報を整理します。

 ・専門家の選定:必要に応じて、弁護士、税理士、不動産鑑定士などの専門家の活用を視野に入れます。

2.M&A専門家の選定

 ・自ら買い手を探す。

 ・M&A仲介会社を利用する。

 ・M&Aアドバイザーを利用する。

 ・事業承継支援機関に相談する。

3.マッチング

 マッチングを検討するにあたり、注意する点

 ・事業内容の相性

 ・経営理念の合致

 ・事業規模

 ・資金力

 ・将来のビジョン

4.交渉

 ・売り手と買い手によるトップ面談

 ・M&Aの条件をまとめた基本合意書を作成します。

 ・買い手側が売り手側の事業を調査するデューデリジェンスを行います。

 ・問題がなければ最終的な契約条件を定めた契約書を締結します。

5.クロージング

 ・株式譲渡の場合は、株式の所有権を買い手側に移転し、事業譲渡の場合は、

  買い手に譲り渡す事業の資産もしくは負債を移転します。

 ・買い手側が売り手側に代金を支払います。

6.統合・継承

 ・買収後、買い手側は売り手側の事業を統合します。

 ・最終契約に基づいて、売り手側の従業員の継続雇用するか否かを実行します。

 ・M&Aを行ったことを各顧客に告知をします。

 

以上がM&Aの主な流れとなります。

最後に注意点として

 ・M&Aは複雑な手続きを伴うため、専門家のサポートを受けることが重要です

 ・情報開示を徹底し、誠実に交渉を進める必要があります。

 ・税務上の影響を事前に確認しておく必要があります。

 ・従業員の雇用や顧客への影響についても十分に考慮する必要があります。

 

M&Aは、事業の成長や存続を左右する重要な決断です。リスクとメリットを十分に理解した上で、慎重に進めていきましょう。

 

 

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